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コルゲート加工

コルゲート加工のご紹介(エンボス加工技術の躍進)

コルゲート加工機(2台)

コルゲートとは「波形」という意味でこの加工機は不織布などの素材を波型(凹凸)に熱成型し同時に平らなシートとラミネートすることで建築資材やフィルター素材など産業資材を目的に開発した設備です。製品の凹凸高さのサイズは2mm、5mm、10mmと20mmです。現在では屋根の通気層、壁の通気層、加湿器用フィルター、集塵フィルター用途に使用されています。

コルゲート加工イメージ

弊社の製品は片面ライナーの製品になります。

加湿器用フィルター例

加湿性能を上げるためにコルゲート加工を利用し蒸発体の表面積を増やします。

山高さ20mmフィルター例

フィルターは平らなままでは目詰まりを起こしやすく濾過機能が持続しません。集塵機のフィルターの交換頻度が多くなるため工場稼働率の低下が製品のコスト上げてしまいます。濾材を山谷にすることで集塵機能が長期で持続可能となり工場稼働率が向上します。

屋根通気シート 10mmコルゲート

野地板の上に屋根通気シートを施工し、その上に金属屋根が施工されます。屋根が軽いと家は地震に強くなることから近年は金属屋根が増えてきています。野地板を腐らせないためには金属屋根と野地板の間に通気層が必要になります。メッシュ素材を使用することにより縦横関係なく通気できる構造で、軒下から入る空気で湿気を取り除きます。

壁用通気シート(胴縁シート)20mmコルゲート

建材用途としてサイディングボードの内側に胴縁の代わりとして使用することが可能です。縦胴縁や横胴縁で通気を遮蔽することなく効率よく湿気を除去することが可能となりました。通気対策を怠ると、雨水や湿気の影響を受け、構造材や下地材が腐って劣化したり、建物の耐久性を下げてしまいます。

ポリプロピレン網状体を20mmコルゲート

ポリプロピレン網状体をコルゲート加工することにより通気とクッション機能を兼ね備えた新素材です。


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